カテゴリ:手回しオルガンの鳴る仕組( 7 )




アニメgifでわかる手廻しオルガンの制御機構

P.BOUWさんから
すてきなページを教えていただきました

http://www.beginnerslessenpc.nl/Draaiorgel%20Allerlei.htm


オランダ語だと思いますが
de werking van een draaiorgel
っていわれたら
多分
working of 手廻しオルガン
とかそんな感じ?
・・・を勝手に伝わりながら


これすごいです!!
アニメgifなので
写真や文字では表現しづらかった部分が
全部わかります。

はやいのでひと目で全部見ると
  わかった気になれます

が・・・多分わかんないので
  本気でわかりたかったら

左から順番にいっこずつ見ていくといいと思います


海外サイトにつき画像無断引用ですが・・・ちらっとこんな感じ・・・
d0179447_1463343.gif


keyless, pneumatisch orgel
ニューマティック式のキーレスです。



以前文字でがんばって書いたこの記事とあわせてご覧ください
http://aavenue.exblog.jp/15734593/
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by a-avenue | 2012-05-01 01:53 | 手回しオルガンの鳴る仕組 | Trackback | Comments(0)

一本の笛が鳴る

さて、長崎P.BOUWさんのところで手廻しオルガンの空気制御を学んだところで
はて、
最後に空気が送られて

---笛はどうして鳴るんでしょう???

という
こども電話相談室みたいな疑問が生まれてくるわけで・・・

「じゃあそこから先はぼくが・・・」と
これをやさしく解説してくださった谷目さんありがとうございます



音が鳴るのは何かが揺れているからです

たとえば
太鼓だったら皮が
ギターのような弦楽器だったら弦が
オルゴールだったら金属弦が
ピアノもそう

アコーディオンなどは
フリーな金属板を揺らすのでフリーリードといいます。


笛の場合は空気そのものが揺れています。

物理リードではなく
エアリード



440 Hzに調律されている場合は
基準音のラ(4A)が
1秒間に440回振動するという意味です。


高い音になるとこの振動間隔が短くなってすぐでてきて

1オクターブで振動数は倍になり
たとえば1オクターブ上のラは880Hzだそうです


最近はオーケストラなどでも440より高めであわせることも多く
440よりあげる理由としては
ピッチをあげるときらびやかな音になるからか

またはもしかしたら
大気圧の方があがっている所為かもしれません。
地球のひっぱる力が強くなっているとか
空気が重くなっているとか


オルガンの笛の調律は
(一度ちゃんとあわせたとしても)
その日の気圧によって変化します。

高気圧ならばピッチがあがり
低気圧ならばピッチが下がります。


けれど
(笛のピッチをその日の気圧をうけて都度再調整をするのではなくそのままにしておくと)
台風の直前のどんよりした日などはピッチが低いほうがきいていてキンキんこなくていいし

高気圧ならば逆にピッチが高くて晴れやかに聞こえるほうがいい


木の笛の調律はそのまま
人間がきいている気分と同じようになっているのがいいのではないかと思います。
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by a-avenue | 2012-04-23 14:00 | 手回しオルガンの鳴る仕組 | Trackback | Comments(4)

開管と閉管

同じ音を出そうと思ったら、
開管は閉管の倍の長さが必要なので
小さいオルガンではスペースの節約のために
通常閉管です。
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by a-avenue | 2012-04-19 20:00 | 手回しオルガンの鳴る仕組 | Trackback | Comments(0)

ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン

さて、みなさん

手廻しオルガンの鳴る空気制御の仕組みがわかったところで
^^

五稜郭タワーにいってみましょう!!


五稜郭タワーの手廻しオルガンは
「あそこのは中の仕組みが見えるように作ったんです」

ということで
函館の常設手廻しオルガンの中ではもっとも配管がわかりやすいし
おいてある場所も壁際じゃないので裏にまわって見られるのです


そして今ならもれなく!!
五稜郭タワーを泳ぐ元気なこいのぼりも見れちゃいます!
d0179447_10451454.jpg


さぁ 北海道函館市は五稜郭町
ところ番地は 43-9
五稜郭タワーへゴー!
http://www.goryokaku-tower.co.jp/

ところが
配管ばっかり気にしていたら
今回全体を撮ってくるのを忘れました

のでこの写真は去年の六月の緑
d0179447_10464568.jpg


この背面に回っていただきますと
背面の全体像も一度も撮ってないことに気付きました
この写真は去年の七月の・・・
d0179447_10473328.jpg



すみません
今度全体像撮ってきます
まぁこんな感じでうしろに回ると中が見えます

以下私の推察なので間違ってたらごめんなさい。

ふいごから直接出ている右側のダンボール色の管が風箱行きの太い管です。
一本なのでふいごから上への風の流れで
笛系統につながっていてここはセカンダリー(二個目)の風箱は見当たりません

なので鳴り方としては
シンプルにひとつの風箱でブックからの信号制御をして
この風箱の圧縮空気で笛の音をだすこの感じ
http://aavenue.exblog.jp/15734593/

下から上を見上げるように
やや不審者のポーズをとると

ふいごから風箱に伸びた管と
風箱のニューマティックモーターが見えるでしょうか
d0179447_1111118.jpg


ニューマティックモーター付近アップに
d0179447_111244.jpg


もうちょいいけるかな
d0179447_11122756.jpg




ふいごはさっきのうしろからの写真の角度だとみえにくいけど2×2
の4つで2セット
奥行きの都合ふいご自体はみえませんが・・・
左に二個見えているバネが
風圧を決めるバネかな
d0179447_1144372.jpg

で、


あれっ


さっき去年の七月の背面図だしましたが

ちょっと斜めでみづらいんですけど
これ、今、今年の四月の背面図です
d0179447_1182476.jpg


どこをみてほしいかというと
左側スイッチみたいな部分です

増えてる・・・


おお、、、

いまさらですが五稜郭のは谷目基さんのオルガンなので
谷目さんは
できてからもすこしずつ要望などにこたえてくれるらしいのです

もともと人形はブックだけで制御していたところを
 こどもとか近付いてきたときに手動でも動かせるようにしたいということで・・・
っていうような話をされてたので
そのときさらっと聞きながしちゃったけど
たぶんこれのことだ
去年はなかった人形の手動制御が追加されています。

あとから文字に起こしていくのは
勉強になりますね・・・


で、現在のスイッチ周りの配管を目で追ってみると
こんな感じに見えるんじゃないでしょうか?

d0179447_11363956.jpg




シンプルにしてみると
d0179447_11433551.jpg


ああっ
なんかこれならわかる気がするよぅ

でも次になぞになるのは
これちょっと風箱の実際の大きさをみていないとピンとこないかもしれないんだけど
風箱の持っている一個の笛用の圧縮空気の体積って
そんなに多くないと思うんです・・・

そして五稜郭タワーのオルガンのコビトは
七人もいて全員が風で動くので・・・

管一本でこれ全部制御できるだけの風量があるんでしょうか・・・?

たとえばこのコビトさんの下にあるのがコビト一人分
d0179447_11472773.jpg



うーん

後で谷目さんにお伺いしたら
「よくみてますね それはふいごの下に人形用の(配管)が隠れてもういっこあるんです」

で、さっきの人形用のスイッチが一個増えてることをみて今納得中なのですが
ふいごの下にある制御系が実態の[ちゃんとしたスイッチ]で
ここのスイッチのところは[ちょっとしたスイッチ](もう表現がなぞですが)
なのかなぁ

果たしてどこまで不審者になったらふいごの下がのぞけるのでしょうか

次回挑戦してみたいと思います 笑

もしかしたら手前下に二本あるこの管?
この先にもし人形専用のセカンダリーの風箱があればとても納得なかんじ???
d0179447_11513666.jpg



あとちょっと簡単に
後ろの右側からみると
ハンドルからの力をうけて
ふいごをうごかしている棒と
チェーンでブックを動かす力になっていく部分
d0179447_1156171.jpg

(ちなみにすこし目立つ赤いチューブは
さっき図で解析してみた 人形のちょっとしたスイッチの図中赤線の先の管だと思います)


上からみてブック送り機構につながっていく部分
d0179447_11561385.jpg


個人的にすきです
車輪
d0179447_11564410.jpg


ではなく実はタイヤで動くんです
d0179447_11571457.jpg




笛の話はまたこんど

こんな感じで
手廻しオルガンの中みてみたいなぁっていうひとは
ぜひ五稜郭タワーへ♪
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by a-avenue | 2012-04-19 14:00 | 手回しオルガンの鳴る仕組 | Trackback | Comments(0)

もしストップがある場合

ストップというのは
ひとつのオルガンで色々な音色の笛セットがあって
どの笛セットを鳴らすのかを選べるようするもので

この場合は
ストップの数だけ風箱を用意して

当該ストップに圧縮空気を送るか送らないかを
レジスターBOXで制御するそうです。
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by a-avenue | 2012-04-05 12:00 | 手回しオルガンの鳴る仕組 | Trackback | Comments(0)

オルガンの鳴る仕組み 従来型 平文

簡易型で示した風箱一個のモデルは
実は最近の小型のオルガンになってからのもので
従来のもっと音量を必要とするオルガンには
別のシステムが使われていました。

簡易型では風箱の圧縮空気のうちの
楽譜読み取り部分に逃げ出した空気は
音を出すためには使われていないので
笛に送られる圧縮空気の量がその分すくなくなってしまう

従来型では風箱を二個つかうコトで
A 読み取り部分から逃げる空気のはいった風箱と
B 笛部分に空気をおくること専用の風箱というように
機能分担されます

Aの動きは簡易型と同じで
Aから笛へ送っていた空気を笛には送らず代わりに
Bへのスイッチとして皮袋を膨らませることに使います


Aにより膨らんだ皮袋によって
二個目のBの風箱から笛へとつながるチューブへのストッパーが押しはずされ
二個目のBの風箱にあった圧縮空気の全量が
笛へとおくられるこことになるのです


この風箱ABをそれぞれ
メイン と セカンダリー と呼びます
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by a-avenue | 2012-04-05 10:30 | 手回しオルガンの鳴る仕組 | Trackback | Comments(0)

オルガンの鳴る仕組み 簡易型 平文

これを文章で書くのはいたって大変なことなのですが

トライしてみます

オルガンは大きく分けて

1●圧縮空気をつくる仕組み

2●圧縮空気の流れの制御

3●圧縮空気の流れ

のみっつで動いています。

1は全体でひとつです。
2と3は全体的な流れもあるけど
音の数だけ同じ制御系があると思ったほうが理解しやすいです。


1●圧縮空気をつくる仕組み
これはふいごとよばれる部分が空気をつくりだし
この空気をつくるフイゴは
たとえば浮き輪の空気入れの黄色いポンプをイメージすると
あれはちっちゃくなった時だけ空気を押し出しますよね
でまたもとの大きさに戻ってもう一度踏む

ふいごもそうなのですが
そうすると縮んだあともどってきている間空気が作れなくなってしまうので
それでは曲が続いているのに半分の間しか空気がおくれません


それだと困るのでふたつのフイゴをセットにして
片方のふいごがちっちゃくなりながら空気を出している間に
もういっこのフイゴが大きくもどってチャージ準備おっけー!!

を互いに繰り返すことで
安定して空気を供給します。

このふたつのがんばる空気製造フイゴたちの上に
圧縮空気の貯蓄ふいごがあって
ふたつのフイゴはその貯蓄フイゴへと
いつも空気を送っています


この貯蓄フイゴの空気圧は貯蓄フイゴを押さえつけているバネの強さできまり
それがオルガンごとの風圧となります。


このふたつの空気製造フイゴは
手で回しているハンドルの力で動いています。

オルガンはハンドルを回すのは
楽譜が動いていく力であると同時に
空気を作っている力でもあります。


さて貯蓄フイゴの中に溜まった
バネの力で圧縮されて今普通にある外気よりも圧の高くなった空気
高圧空気とでもよびましょうか

風箱(かざばこ)と呼ばれる部分に送られます。

なので貯蓄フイゴの中と
風箱の中はいつも高圧空気で満たされています。

風箱の中には笛の数だけ
2●圧縮空気の流れの制御機構と
3●圧縮空気の流れ
があります。


風箱は二種類のチューブによってそれぞれ二箇所とつながっていて
一つのチューブは笛への通り道
もう一つはその笛の音に相当する楽譜のよみとり部分の穴への通り道です。

だから笛の数だけセットがあるのです。

そして
風箱の中には
ニューマティックモーターと呼ばれるモーターが
笛の数だけ入っていて
これがその音を出すかださないかのスイッチのような動きをしています。
普段はモーターにも風箱の中の高圧空気が入っていて
モーターは大きく膨らんでいて
笛への通り道を塞いでいます。
音をださないぞっていう体制でいます。

大きな形は通せんぼの役割なので
もしモーターが小さくなっちゃったら
※1 風箱の中の高圧空気は
笛の方に流れ出ることが出来ます。
笛の穴は風箱よりも低圧である外気とつながっているので
高圧空気はそちらへと一気に逃げ出します。

キーレスで考えると
トラッカーバーが楽譜の当該の音のところの穴を読み取ったときに

風箱の中の該当の音の部分の
モーターの中の高圧空気が
楽譜のよみとり穴を通って
より低圧である外部にながれていってしまいます。

そのことによってモーターが小さく縮んでしまいます。
そして、
※1で書いたように
風箱の中の高圧空気は
笛の方に流れ出ることが出来ます。
笛の穴は風箱よりも低圧である外気とつながっているので
高圧空気はそちらへと一気に逃げ出します。



ここまでが音がでる仕組みで
このままだと一回音が出ただけで
モーターが縮んでしまって終わってしまうので
モーターをまた大きく復旧させる方法を考えると

モーターから読み取り部分へとつながるチューブは
実は単純な一本出口構造ではなくて
風箱内の高圧空気をモーターに入れ戻す入り口ルートと入れ子になっています。

楽譜に穴があいている間は
楽譜の穴から出口ルートで出て行ってしまう空気が多いのですが
その間にも
もう一度高圧空気をモーターに入れてやろうという入り口ルートのチューブは
常に動き続けていて
楽譜の穴が閉じたら、その風箱の高圧空気をモーターにいれる量が
モーターから高圧空気が逃げる量よりも勝り
またモーターは大きくなって次の音がだせる状態になるのです。


うーん、図がないとやっぱりきびしいか
そのうち図も書きます。
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by a-avenue | 2012-04-05 10:00 | 手回しオルガンの鳴る仕組 | Trackback | Comments(0)

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