カテゴリ:バレルオルガン治してみよう( 19 )




バチガルポ キー読み取りパーツ先端の修復

さて
昨日、元気に
了!
で締めくくったバチガルポ修復記

ところが
念のためで、再試験すると
なんかまたおかしなところが…

一点目は低い方から4番目の笛の音がおかしい
「パイプがおかしい」とあっさり須藤さんからご指摘

4番パイプは曲がっている笛なので
笛キャップの先端がうたくちにかかっていて風の出を止めてしまっている

キャップをおしこむために
20セント高め調律

d0179447_09124382.jpg
手回しオルガンはふいごを手で回すので
風圧自体に誤差がでるから
普段から20セントくらいまでは許容範囲として調律しています。

最高音のバレル読み取り部の先端
またいっこ左の曲をよんでいる
ここはなんどあわせても
一晩たつといつもすこし狂ってとなりの列を読んでしまうので、

「どうしますか?ぼくなら10分で治します」って谷目さんに言われ、
意を決してそこもバラして
(ちょっとコンサーティーナのバラしを彷彿とする感じの部分でした。でも今度はバラバラにならずにすみました。)
d0179447_09172017.jpg

木の亀裂を二液混合タイプの強いボンドで止めたので
今日きっとくっついているはず…ですー
d0179447_09175632.jpg
d0179447_09195131.jpg
このまま一晩おきました。(ボンド硬化待ち)
d0179447_09181814.jpg

このボンドの名前なんだったかあとで確認

これで最後がなぁと思ってもいつも翌日のチェックで何かしらでてくるので、なかなか…

でも、そろそろかなぁ

[PR]



by a-avenue | 2014-06-26 18:00 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

書きかけ 今日やったこと

バレルの軸 磨き



最終ちょうりつ transG 445 → 447

調律で一個コルクの栓 崩壊して抜ける
原則手で、かたければハンマー併用可

笛の固定


側面あいてるとこ閉じる
ふたふいて
ふた閉じる



ためしひき
笛 8 9 半音狂い なぜ?
なおし


バレルとのかみあわせのギア
拭いて カーボンぬって
カーボンは綿棒のさきにつけて
ハンドルを回してギアを回すことで
溝にそわせるように塗る


安全弁
よく動くようにうらに革を貼る
木工ボンドでなくSU系列


昨日よりスムースにひけなくなっている
たぶんバレルと噛み合うギアの汚れをとったせいで、どこかバレル側のやせてる部分を精確にひろうようになってしまったからではないかとのこと

ひとつ治すと
そこが悪いせいでごまかされていた欠点が目立つようになるのはよくあることだそう


ふた閉じた
完成か?
[PR]



by a-avenue | 2014-06-24 19:43 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

音が鳴ってるよ♪

動画、いつかちゃんととるけど

さあここまできたら
d0179447_10201567.jpg


まわしてみると
d0179447_10194722.jpg


d0179447_10192220.jpg



音が鳴ってるよ~~♪♪♪


須藤さんからは
読み取りのキーの先端と
バレルのピンの位置の目視で
このピンちょっとずれてないかとの指摘とか

(ただ、完全など真ん中でなくても許容範囲があるので
楽譜としてはこの時点で全音読み取れています)

あとはバレルを次の曲に交換する部分の動作がひとりで出来ないくらい重いので
バレルの軸の清掃がいるかなとの見解と

あと
バレルの曲交換は、バレルの横スライドなのだけれど
側面のレバーを使ってキーを上にあげてからやらないと
バレルが横に動く際にキーの先端がバレルを傷つけてしまうので
ぜったい上げずにやっちゃだめで
本来フェイルセーフのための安全弁の機能を果たす上げてないから動かせないよ
という構造がついているんだけど
この構造部がやや問題があり、
上げてなくてもスライドできてしまってひゃぁってなったので
ここをどうするかが明日の課題

それでもちょっぴり、だいぶうれしや^-^
d0179447_10195028.jpg


私が写っている写真、谷目さんが撮ってくれました♪
[PR]



by a-avenue | 2014-06-23 19:00 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

かなしくなる

音が出せてすこしほっとした。

ほっとするのとうれしいのは
抱えているか触っているかの
差のこともあるかなぁと

触れていたら誰かわらえばうれしい
抱えていると君がわらうとほっとする

行きがかりだったのか
それを運命とよぶのか
それはわからないけど

とりあえずつとめを果たすことができそうで



写真でいうなら一回目の写真展の時の写真は触れて撮ってた。
二回目の写真展は抱えて撮ってたから、写真展できるとのしらせに、うれしい前にほっとしたときの感触を覚えている


古いオルガン、私ははじめてなおしてるけど
たくさんなおしてると
なおったとき
どんな気持ちになるんだろうと思って
谷目さんに
ほっとするかうれしくなるかときくと

「古いものの時はかなしくなりますね。
なおったら手から離れてしまうから」

つくる人のこたえ


ここで教えてもらいながら
なおしてるけど、
たぶんそれぞれ物から感じている時間がすこし違うんだ。

この物がもっている
つくった人、なおした人から物へと流れてくる手の時間。
これをもっていた人、きいていた人が過ごしていた場の時間。
私は回し手だから、後者の時間の方がより多く入ってくる

ここまできたら、ルディのバチガルポはきっとまた歌えるようになるだろう。

さぁ、あとちょっと。
この手で次の時間まで

届くかな
[PR]



by a-avenue | 2014-06-23 19:00 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

小さいパーツの直し 笛のうしろの板

このパーツは、笛の後ろの舞台というか…
機能というより見た目のもの

ほこりまみれだったのをぞうきんなどでできれいにしてみたが・・・表
d0179447_1122477.jpg


d0179447_11225285.jpg



でもプラスチックがかなり反ってしまっていたので新しくすることにしました。

かなりきれいにふいてみたけど
布の汚れが落としきれなかったので

革を貼ろうかと思っていたけど
木目活かしの塗装で貼り物なしに



木でパーツを作って
ペーパーで磨いて
d0179447_958973.jpg



ペーパーで磨くtips
裏面から先に磨いて表返す
表を先にすると裏を塗る時に台と表がこすれて
またつるつるじゃなくなっちゃう
汚れがみえなくなるくらいまで磨く

磨き方向は木目に沿った方向で
下記の塗装と同じく右半分磨いて回転させて左半分
角は少しだけとる(とりすぎない)
d0179447_9581336.jpg



塗装はステインののちミツロウ

ステイン塗装tips
●ハケは返さないこと●
右反面をこんな感じでまず塗ったら
  →
  →
  →
塗装対象物を180度回転させて
左反面にも塗って
  →
  →
  →

布でさっと拭き

乾かしてからミツロウでフィニッシュ


こんなんになりました
d0179447_954452.jpg

[PR]



by a-avenue | 2014-06-23 17:00 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

バレルの清掃

次はバレルをひたすらきれいにする~

まんなかへんの長いピンを見比べてっ
d0179447_1034264.jpg

けっこうついてるさびだかなんだかを
d0179447_1034560.jpg

歯医者さんの道具でかきだした後

ピンを傷つけないくらいのワイヤーブラシでくずをピンから落とすように掃いて
さらにやわらかいブラシで落ちたくずを払うように掃いて

ということをやるために今こうやって置いていますが
d0179447_10402835.jpg


この置き方の意図としては
向かって左サイド 下に斜めに本体に入るピンがあるのでこれを傷つけないように木を挟んで
下からささえる
d0179447_1041663.jpg

右サイドは軸でささえる
d0179447_10411147.jpg


(あとから考えたら左サイド、この足のついたパーツを外して
ここも軸でささえる手ももしかしたらあるかも。
でもこっち側の軸短いからあぶないかな

→後日談⚫︎やってみたら、外して両方の軸で支えた方が安全でした
)

これでバレルをくるくるまわしながらやります

だいたい、隣の曲と、水平方向に同じ部分にピンが続いている場合
そのふつたのピンの橋渡しになるような形で錆か何かがついているので
そこがあやしいっと思いながら
じみ~に戦う

一周すると目が慣れてきて、さっき落としそこなった傷に気付くから
五周くらいやりました。
あと反対に回ってピンの裏側のチェックで一周。

わりときれいになってみんなに
すごくきれいになったねとほめられてよろこぶ^-^ ♪ うきうき
d0179447_1047974.jpg


回転させているうちに
あきらかに隣の列の方に倒れていたりするピンとかにも気付くのでそれも修正しつつ

この赤丸の話はどこかでしたかしら?
ここが曲の始まりの部分 一曲目の0音目
装着したらここにまずキーの先端をあわせます。
d0179447_10465614.jpg

[PR]



by a-avenue | 2014-06-23 16:00 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

クランクのとめはずし

d0179447_11523615.jpg

ネジ外して真上にひっぱったらすっと抜ける

d0179447_11524418.jpg


留める時はネジはしめすぎない
いったん回してるネジがしっかりとまったあたりから45度戻すくらいでいいとのこと

どっちがどっちかわからなくならないように
できれば一本ずつしかぬかない方がいいですって


ちなみにこっちのクランクはすぐ抜けたけど
もう一方のクランクはかなり硬くて
ちゃんと抜けるように切ってないっていうことで抜いてから切り目いれなおしてました

そんなことも、あるのねー
[PR]



by a-avenue | 2014-06-22 18:00 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

バチガルポ メンテナンス手順 5

さてこのふいごどうしようかな・・・とみていたら
d0179447_11410915.jpg
向かって右上のふいごの中左上に穴発見ー

d0179447_11421961.jpg
写真とりわすれたけどこの革でパッチを作って傷口に木工ボンド(以下ボンド)パッチにもボンドぬってはり合わせてはりあわたふちに上からボンドの、のち。
はれつしたあとのふいご出てるくせを中からではなく外から補強することに
小さいふいご4つで上下で8箇所
大ふいご二箇所
写真は一箇所目で教えてもらっているときにとっているけど二回目以降の作業はモクモク自分でしてますー

ふいごは作業している側がひらきつづけるように
サイドにはさみものをしたり工夫して
まず張る前にふいごに元の形を教えてあげるようにぎゅっと押す

ふいごにはべったりボンドはみだしてもふきとればあとでかわくから気にしない
d0179447_11451274.jpg

紙は谷目さんのオルガンの紙つかいました
ひとまわり小さく切ってペーパーやすりで断面丸めてから貼っています
こっちはボンドは周囲だけでOK

d0179447_11451449.jpg
とにかくぎゅぎゅっと強く押す
d0179447_11453698.jpg
やったら片側30分はまって完全にボンドがかたまってから次の側
それからさらに革パッチ
革の伸びる方向は横がわ
ふいごがうごく方向は革ののびない方向になるようにこのふいごは外からはみえなくなります。
そしてあしもともとはプラの板だったけどもうそってしまっていたから木にかえました
d0179447_11462376.jpg
d0179447_11462376.jpg

[PR]



by a-avenue | 2014-06-22 11:53 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

バチガルポ メンテナンス手順 4

ピンをよみとる部分を清掃
スチールウールで


d0179447_12365874.jpg


左はピカピカ 右はまだ
長さが違うのはよくあたるキーが減っているのか?
あとでなおします
d0179447_11260259.jpg
ふいごの空気もれのチェック
こういったもので空気の出口をふさいで
d0179447_11312787.jpg
d0179447_11314307.jpg
ふくらませたふいごをかるく押したら空気が出てきてしまう場所はあるか
d0179447_11333572.jpg
このチェックでは空気もれ気づかなかったけど、あとで全体目視でリブに使い部分に穴いっこ発見
たぶん木とかさなってる部分に近いからほとんど木でとまってるけど
あとで修復します


ふいごがふくらんでいるのをなおすのに
これはずしたら
ふいごの中に手をつっこめるようにならないかとはずしてみるもそんな隙間はなく
d0179447_11361278.jpg
ネジはこの順で締め戻しますよ
d0179447_11365202.jpg
そろそろ昨日水ぶきしたコルクもかわいた
つけもどし
d0179447_11385653.jpg


[PR]



by a-avenue | 2014-06-21 16:00 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

ドライバーの持ち方

意外と
ドライバーの持ち方とかって
おそわらないでしょう・・・?

ただしくないと指摘された持ち方
d0179447_11263004.jpg
正しい持ち方
d0179447_11262801.jpg
人差し指と中指の間の指の根元で支点を作ってあげる感じ

ドライバーの先がゆらがないようになる。


ちなみに今日きいたわけじゃないけど
ネジとか外す方向に回しているときも
ドライバーは押すほうが外れる・・・

っていうのもいつだか誰かにきいて感動したことが・・・

さて、今日も修復いってみよう!

[PR]



by a-avenue | 2014-06-21 15:00 | バレルオルガン治してみよう | Trackback | Comments(0)

手回しオルガンの木の音色 まちからここから www.temawashi.org
by a-avenue
プロフィールを見る
画像一覧

フォロー中のブログ

最新のコメント

ひとことでいうのは難しい..
by a-avenue at 18:48
初めまして、楽しくプログ..
by 楽器好きです at 01:23
今日、NHKの「世界ふれ..
by テレビ好き at 22:28
サミット http:/..
by a-avenue at 20:20
jr北海道 記事 ht..
by a-avenue at 20:00
函館イベント情報局 10..
by a-avenue at 19:41
なるほどね。 自分の足..
by ひろむ at 12:53
(横浜西口から10分くら..
by a-avenue at 23:54
はこだて観光大師、紀あさ..
by 宮 at 10:23
こんばんは、さっそくコメ..
by a-avenue at 21:54

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

ブログパーツ

最新の記事

ヨコハマ・パラトリエンナーレ..
at 2017-10-13 22:06
はやぶさとはやて
at 2017-08-04 13:04
ものをかくこと
at 2017-06-23 09:58
春の予定
at 2017-04-19 17:29
メリーゴーランドと手回しオルガン
at 2017-03-12 17:29

ファン

ブログジャンル

画像一覧