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オルガンの部品ちょこっといろいろ

すこしずついろいろなものの形があらわれてきます。

今、作っているのは、
ニューマティック・モーター
Pneumatic Motor
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ニューの音だけど英語のnewではなくて
「空気の」という意味 ドイツ語で発音記号は nu:mætɪk

(シャリエルはプニュマティカっていってたからフランス語にするとpの音が出てきそう。)

なので訳すと、空気弁

「ぼくたちはピコピコって呼んでます」

ピコピコ~

伝統的にはガットスキン(羊の腸)を使ってきたものだそうで
テニスラケットのガットやチェロの弦などにも使っていたらしいですが
現在はもうドイツでもなめしている職人さんを探すのが困難とのこと

ガットスキンのかわりに谷目さんが使っているのは
グラスファイバーの入った和紙
日に透かすとファイバ~
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ここは完成してしまうと普段は見えなくなる部分で
こんなふうに
穴の開いたブックの読み取り部分(ヘッド)にジョインタ(ヘッドにさした金属)でくっつけたチューブの先で動きます。
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これはそのテスター
真ん中のが、指で押し上げたことで空気を通す隙間があいた状態。
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ところで、このテスター、
一番右はなにで作ってあるように見えますか


おいしそう? ならば正解!
グリコのキャラメルの包み紙・・・だって

低温になりすぎると割れてしまうので
実用化はしていないそうですが
いろいろ遊んでるなぁ


駆動用モーター
パワーホースや重機を動かすための油圧ホースを削りだして作るとか
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これはあとからフイゴをとりつける部分で
彫ってあるのは風の通り道
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ふいごとそれをふさいでいる皮は逆流防止弁。
関係性はこうです。
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逆流防止弁、こんななに厚いものをつかうものなのですか?
ときくと
ここまで厚くなくてもいいかも、との答えでした。



笛もきれいにならんでいます。
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よくみるとまだ丸ノコの刃物のあとがみえます。
このあとでヤスリをかけるそう。
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笛はこの段階では長めに作っていて
一番短い笛が最終的には7cmくらいになるそう。
長く作っている理由は
いい音になるように薄さを削って調整する時に
機械にかけるためにある程度の長さが必要だからで

切落としたのはあとでくださるそう。
「ペンたてにでもしてください」

わぁい。

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by a-avenue | 2012-02-29 11:00 | 谷目基さんの木製オルガンと函館 | Trackback | Comments(0)

Spellemann Hansen のHPが消えた。。。

えええーーー

なんということ!!!

初めてであったオルガンプレーヤー
Spellemann Hansen さんのページが消えてしまった・・・

三週間少し前のキャッシュが取得できたので念のためキープしておく

私にとってのSpellemann Hansen さんについてはこちら
http://aavenue.exblog.jp/15500752/

なにもないといいけど
はじめて会ったときからおじいちゃんだったから・・・

----------------------------------

これは Google に保存されている http://www.spellemann.dk/english.php のキャッシュです。 このページは 2012年2月3日 10:57:08 GMT に取得されたものです。 そのため、このページの最新版でない場合があります。 詳細

テキストのみのバージョンハイライトされているキーワード: hansen
hjem
Spellemann Hansen is the last whole-time barrel-organ player in the Scandinavia.
If you ask him about possible retiring, you get a few answers from a smiling man.
“Hopefully never!” and he quickly adds: “Why to retire if I can earn my living with my own work? When you leave this world you will not be able to bring anything whether you lived as a king or as a trash man.
From the beginning of the 80’s Spellemann Hansen has been travelling around Western Europe with his barrel-organ and his wife and three children. Nowadays, when the children are grown-ups and his wife passed away in 2004, he travels only in Scandinavia.
Spellemann Hansen is a Christian and he’s happy to tell people about the familiar good news of the Bible.

Links

If you want to contact me, please use the following address:

Spellemann Hansen
BBC-BOX 242
Vesterbrogade 208
1800 FREDRIKSBERG C
Don’t forget to attach your address!

When you want to hire a barrel-organ player into a party or some other happening, please use the website below:
www.lirekassevenner.dk
, which is an association of scandinavian barrel-organ players.
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by a-avenue | 2012-02-28 21:59 | 手回しオルガンを弾くひと | Trackback | Comments(0)

2月の船旅

一月には夜明け前だった青森への到着時間が
二月の終わりには、もう夜明けのあとで
安定した光の風景
日が長くなっている

夜明けの青が過ぎていたことをすこし惜しみつつ
港で見る朝の光

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今日もこれからあの船にのる

船の中も雪景色
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だけど雪景色だけどもう春の声
一月よりぜんぜん寒くなくてうきうき。

白い中で乗船客もカメラを手にうきうき。今日の客室のお客さんは10人くらい。
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一月にはレンズ交換のたびに機嫌を損ねていたカメラの電気接点も
どこかうれしそう。

あくまで先月と比べて春に近いけれど
ふつうに海を見ると寒そうだし、雪降ってるし、やっぱりちょっと寒いので、
このあたりで雪国姿に着替える
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船にのったら
函館到着予定の一時間半前に目覚ましをかけて眠る
そうすると起きたら山が見える


快晴! 10:07
まんなかの雲のコドモみたいなのが函館山です。
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ズームイン・山! 10:08
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・・・あれ!?
むかって右側、もしかしてけあらし???
もうあったかいけど、山の雪かと思ったけど
ちょっと違うかも。形が変わるかみまもってみよう。


また曇り 10:48
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山肌は山水画のようでしょう
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もうすぐ到着 11:13
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山の裾野 雪のまち、
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船からの五稜郭タワーさがしなどもたのしみつつ
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ついたら晴れてきました!! 11:41
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港にはハートのモニュメント
ちゃんと通路が雪かきしてあるところがすごーい。
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今回は
港の見える部屋にしたのです---。こちらは津軽海峡側
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またきたよ、はこだて。
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by a-avenue | 2012-02-28 11:00 | 谷目基さんの木製オルガンと函館 | Trackback | Comments(0)

P.BOUWさんのオルガンの音

P.BOUWさん製作のオルガンの音

個人蔵個人宅で聴かせていただいたものなので
動画は手元ちょっとだけ・・・ 

音をお楽しみください。

http://www.youtube.com/watch?v=JgkpgDew_bU


たのしい音^-^

本当はこのオルガンをお持ちのKさんについても
いろいろいっぱい書きたいことがあるのです。


またこんど・・・。
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by a-avenue | 2012-02-27 02:36 | P.BOUWさん手廻しオルガン&長崎 | Trackback | Comments(0)

ドとレとミの音が-- でなーい♪

ぼくの大好きなクラリネット♪

ほどの一大事ではないのですが
いつもとっても大事にしているオルガンの
一番高い20番の『レ』(D)の音がこのごろちょっと不調で

それについて、上を向いて歩こうの編曲をしてくれた松永さんに伝え忘れてしまったので
その曲でこの音が頻出しまして
しかも一番上の音なので、和音じゃなくて完全に主旋律で目立ってくるから
抜けると抜けたとすぐわかっちゃう

どーしよ♪ どーしよ*_*

に、尚さんから対処方法を教えていただいたので
メモとして・・・

対処法1●笛から風が出る細い隙間(0.3mm程)に木屑やゴミが挟まっていないかを確認。
 対策:極薄のコーティング紙(腰のあるもの)を槍型に切り、
 その隙間に差し入れ外部に掻きだす。

挟まっていれば見た目でわかるものらしいのですが
見た目なかったけど念のためやってみました・・・


このコーディング紙はITOYA渋谷で尋ねたら
「コート紙と同じでいいと思います」
という店員さんのアドバイスでく
グラシン(パラフィン紙)23.6kg というものを購入。

すごいんですよ、四六版(788mm×1091mm 大きいー)で40円
こんな単価の安いオルガン関係の物はじめて・・・。


対処法2●該当の笛がつながっているチューブをロール読み取り部から外して
 すこしずつ吸ったり吐いたりしてみてチューブからつづいている先の弁(見えていない)を動かす

息の量は「すこしでいいですよ」と数度言われたので
すこしでいいと思います。



さてneed 20番なロールをもう一度かけてみると
わ、改善です!!!

ありがとうございます!
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by a-avenue | 2012-02-27 02:08 | P.BOUWさん手廻しオルガン&長崎 | Trackback | Comments(0)

filmoplastとロール修復の注意点

ペーパーロールの補習用に「filmoplast P」というドイツ製のテープがあって
去年の湿気の多い時期に
巻き戻していたら、びりーっと裂けてしまったロールがあって
(一瞬お借りしてロールかどうか焦ったけど自分のロールだったので、破れたけどほっ・・・)
以前Sさんからそれで直すといいよと見せてもらっていたので
ためしに取り寄せてみました。

メンディングテープなどで直したりもしていたのだけど
ちょっとテープの厚みで音が飛んでしまったりするので
ためしにつかってみたら薄くてとてもよかったです。

高いけど!!!>_<
メンディングテープが20本くらい買えるよ~

でもOさんが教えてくれた楽天のショップが
比較的お手ごろです。
http://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88+P/-/?c=2836&l-id=s_search&x=51&scid=af_ich_urltwitter_pc

テープの硬化や変色がないとされ
図書館での本の修復などにも使われたりするみたい。
(厳密に図書館関係の方の意見を読み詰めると賛否は両論ありそうではあるものの)

P.BOUWさんが、このテープはいいですねと仰られ
その後、問われたのが

  何故、メンディングテープやセロハンテープではなく、この
  「filmoplast P」が良いのか考えてみてください。
  補修用テープに限らず、オルガンに使われている全ての材料にも言える事ですから、
  それらを理解するとオルガンが尚一層興味深くなるはずです。

薄いからと退色などの経年劣化の少なさによるものかなと思っていたのですが

時がたっての収縮の度合いがオルガンロールのペーパーの収縮率とよく似ているからなのだそうです。

★ここでポイント★
なので、片側だけを修復するのは厳禁です。
左右の収縮率が変わってしまうとまたそこから破れたりしやすくなってしまうので
片側に貼ったら破れていないもう片方にも貼ること。
真ん中の修復のときは真ん中だけでもOKだそう。
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by a-avenue | 2012-02-27 01:52 | P.BOUWさん手廻しオルガン&長崎 | Trackback | Comments(0)

P.BOUWさんについて

P.BOUWさんは長崎にいらっしゃるオルガンの修復や製作を手がけてこられた方です。
手廻しオルガンの世界では
知る人ぞ知るお方でございます

お勧めの本が一冊あって
まず一冊この本を読むといいと思います。

d0179447_1263239.jpg


オランダにおける手廻しオルガンの歴史

ご本人の著書で、このリンクの二番目です。
http://kodemari.net/kiosk_book.html

私はまだP.BOUWさんとはお会いしたことがなくて
本一冊と、聴き伝えのいくつかの話と、製作されたオルガン一台
に触れただけで。

けれど先日、ふとしたことからはじめてメールを交わして

もしこの方とお会いできる日がきたら
歴史を垣間見たりもするのかなぁと思って
修理もとってもとってもとっても丁寧に教えてくださるので

このブログのカテゴリは『だれだれとどこどこ』が基本なんだけど

まだ長崎に行ってないからいましばらく
 P.BOUWさんのオルガンと修理と歴史等
にしてみようと思います


カテゴリの文字数に制限があって
 P.BOUWさんの手廻しとオルガンと修理と歴史等
にしたかったんだけど
出来なかった・・・><
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by a-avenue | 2012-02-27 01:35 | P.BOUWさん手廻しオルガン&長崎 | Trackback | Comments(0)

KINO at 仙川人形演劇祭♪ <2012年3月の予定>

2012年3月
仙川の人形演劇祭でストリートに登場します

仙川のまちで
みかけたら

どうぞ音をたのしんでください


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20日から23日は各日二回どこかに登場
近づいてきたらtwitterでこまかい予定つぶやくかもです
(twitter.com/kino_asa)

あと15日オープニングイベントの前に
せんがわ劇場前で奏でる予定です

仙川人形演劇祭(第三回2012年)

駅前で、商店街で、広場で…
人形演劇祭“inochi”が仙川の街に飛び出した!
http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/07198.html

全体案内のページから
http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/06507.html

人形演劇祭は大好きな演劇祭で
第一回のときからずっとみていたので
この演劇祭で町に立つことは本当にうれしいです。

人形演劇についてもブログにまとめてみました。
http://aavenue.exblog.jp/i15/

春の足音のするころに
仙川でおあいしましょう
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by a-avenue | 2012-02-20 00:43 | コラボレーション×KINO | Trackback | Comments(0)

オルガンロールの製作に必要な物

ここまでのところをまとめてみました

【用意するもの】
手回しオルガン
手回しオルガンのロールの軸
手回しオルガンのロール用の白紙
(軸と紙はraffinからの取り寄せがpaypal決済ができるのと軸が金属なのでおすすめ)

A4以上の紙
A4以上のプリンター

PC
エクセル
midiが横帯に展開できるソフト
(windowsでフリーウェアならMusic Stadio Producerなど。
フリーから有料まで色々あるので、何でも可)

20音オルガニート用パンチ
スクリューパンチ
(どちらかでも可)

オルガンロールやオルガンブックなどの制作経験がありアドバイスをくれる知人数人
(このブログはその代役になるようにがんばります)

編曲のできて、midiで渡してくれる友人
(残念ながら・・・この代役にはなれません、よき出会いにめぐまれますように)

情熱、気合、根気、時間、あい


あいがあればだいじょうぶ、とだけのものでもないですが
こんなくらいあったら
たぶんなんとかなる気がします。
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by a-avenue | 2012-02-20 00:00 | オルガンロールを作ってみよう | Trackback | Comments(1)

鬼畜(音楽芥川也寸志 松本清張原作 野村芳太郎監督)

弟はきっと星になったんだ

妹はきっとお金持ちにひろわれたんだ

父ちゃんはきっとぼくを殺せないよ




1978年公開の日本映画。製作・配給は松竹。松本清張の小説『鬼畜』を野村芳太郎監督により映画化。
あらすじなどはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E7%95%9C_(%E6%98%A0%E7%94%BB)


あの、たぶん、かなしい、はなしなのです・・・
借りてきました
冒頭をみました

ガッチャマンをうたう男の子
まだゆりかごに寝かされる年の弟がゆりかごでオルゴールを鳴らす
ガッチャマンとオルゴールが同時に存在
母にでかけるといわれ服をきるこどもたち
男の子「どこいくのー?」
妹「ゆうえんちねー?」
男の子「ゆうえんちなもんか」
芥川也寸志作曲の手回しオルガンによる曲の中
母と子三人で電車に乗って

(電車おりたあたりから低音弦楽器がそれと協奏しているかな)


ここまでが冒頭3分と33秒



あらすじや章タイトルをみると、ちょっと全部見るのに神経いりそうなので
機会をあらためようと思っています
ので全体の感想はまだなくてごめんなさい。。。




曲はこれです
http://www.youtube.com/watch?v=lxA9qslAeQw



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by a-avenue | 2012-02-19 23:41 | 手廻しオルガンのある作品 | Trackback | Comments(0)

手回しオルガンの木の音色 まちからここから www.temawashi.org
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