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船旅を

「船旅をお楽しみください」
とアナウンスが流れて

そっか
ふなたび、か。

夏の船と違って冬のデッキには大型トラックがいっぱい
そのトラックの間を縫うようにして客室にたどりつく

船内にはトラック運転手専用の仮眠室があって
夏はこの部屋をつかってる人は誰もいなかったけれど
今日は閉じられた扉の向こうには寝ている人たちの気配

秋までもそんなに混んではいなかったけれど

一般客室はひときわ空いていて
雑魚寝だけれどひろびろと快適。


現在、青森と函館を結ぶフェリーはニ種類あって
上野からのバスと繋がるのは津軽海峡フェリー
http://www.tsugarukaikyo.co.jp/

もうひとつは
青函フェリー
http://www.seikan-ferry.co.jp/index2.html
乗ったことないけれどこっちの方が安くて
トラックの運ちゃんもみんないっしょくたの部屋で
また違う雰囲気なのだと函館の人がいっていた。


函館到着予定の1時間半にめざましをかけて横になる

だいたいそのくらいをすぎたころから
函館山が気配を現すのだけれど

起きて外を見るとあたりはまっしろ
雲なのか雪なのか霧なのかまだ遠いのか

しばらくみていると函館山が見えてきて、

またしばらくするとその姿が雪に消えて、
また現れて、
そしてまた雪の白の幕が閉じる。

そんなことをくりかえす。

秋までは陸地に近付くほどに傍に現れた函館山が、
近付くだけでは手がとどかない雪国の冬景色。

こんなことと出会えるから
船に乗る。


20年以上も昔の青函連絡船の頃に
およそ4時間かけてたどり着いていた海峡の先に
フェリーは今も4時間で渡る。

一時期は高速船が走り二時間程度で着いたこともあったようだが
またその時間に戻ったと町の人たちからきいた。

ゆっくりと

船旅を



by a-avenue | 2012-01-11 08:00 | 谷目基さんの木製オルガンと函館

手回しオルガンの木の音色 まちからここから www.temawashi.org
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