清里という場所

P.BOUWさんと、このブログでも紹介している谷目基さんとは
旧知の間柄になる

「何かで自分がラジオに出たんです
それをきいて当時高山にいた谷目くんがバイクで会いに来てくれて」

その後、谷目さんは夏休みなどにアルバイトなどで清里にきて
P.BOUWさんと一緒にオルガンを直して過ごしていた


P.BOUWさんは
A型ですか ってきいたら
はい っていわれるくらい
色々なものを整理して保存しておられて
その頃の写真を見せていただきました


時がそこにありました。

それぞれに面影はあるけれど
20何年も前のこと

しらないふたりをみるような
なつかしいふたりをみるような



当時の仲間たちの写真や
当時パイプオルガンの仕事をしていた
今では もうひとりの手廻しオルガン制作者として清里に残った脇田さんが
初めて自分で作ったオルガンをもってきた日のこと。

「ふいごの上に笛が乗ってて
笛の重さがオモリになって
ふいご一回下がる分だけの曲を弾く
おもしろいなっておもったよ」

ほんとだ、おもしろい。
自由でしばられていないひとだ。

「あの頃の清里は人が集まってくる場だったと思います。」



そんな話を聞いて宿に帰ってひとりぼんやりしてて
おもいあたった

私とP.BOUWさんをつないでくれたひとで
私にオルガンの色々をおしえてくれた
神奈川に住むSさんという人が居て

「私がSさんと出会ったのも清里でした」

ほんの一日の偶然
東京と神奈川から他人のまま同じ日に清里にきて
オルガンすきな人なんだなぁって
その場で初めて声をかわした

「そうですか。清里っていうのは、
やっぱりなにかあるんだな」


離れた場所の名前を紡ぐP.BOUWさんの声は
やさしかった。
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by a-avenue | 2012-04-01 10:30 | P.BOUWさん手廻しオルガン&長崎 | Trackback | Comments(0)
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