オルガンの鳴る仕組み 簡易型 平文
これを文章で書くのはいたって大変なことなのですが
トライしてみます
オルガンは大きく分けて
1●圧縮空気をつくる仕組み
2●圧縮空気の流れの制御
3●圧縮空気の流れ
のみっつで動いています。
1は全体でひとつです。
2と3は全体的な流れもあるけど
音の数だけ同じ制御系があると思ったほうが理解しやすいです。
1●圧縮空気をつくる仕組み
これはふいごとよばれる部分が空気をつくりだし
この空気をつくるフイゴは
たとえば浮き輪の空気入れの黄色いポンプをイメージすると
あれはちっちゃくなった時だけ空気を押し出しますよね
でまたもとの大きさに戻ってもう一度踏む
ふいごもそうなのですが
そうすると縮んだあともどってきている間空気が作れなくなってしまうので
それでは曲が続いているのに半分の間しか空気がおくれません
それだと困るのでふたつのフイゴをセットにして
片方のふいごがちっちゃくなりながら空気を出している間に
もういっこのフイゴが大きくもどってチャージ準備おっけー!!
を互いに繰り返すことで
安定して空気を供給します。
このふたつのがんばる空気製造フイゴたちの上に
圧縮空気の貯蓄ふいごがあって
ふたつのフイゴはその貯蓄フイゴへと
いつも空気を送っています
この貯蓄フイゴの空気圧は貯蓄フイゴを押さえつけているバネの強さできまり
それがオルガンごとの風圧となります。
このふたつの空気製造フイゴは
手で回しているハンドルの力で動いています。
オルガンはハンドルを回すのは
楽譜が動いていく力であると同時に
空気を作っている力でもあります。
さて貯蓄フイゴの中に溜まった
バネの力で圧縮されて今普通にある外気よりも圧の高くなった空気
高圧空気とでもよびましょうか
は
風箱(かざばこ)と呼ばれる部分に送られます。
なので貯蓄フイゴの中と
風箱の中はいつも高圧空気で満たされています。
風箱の中には笛の数だけ
2●圧縮空気の流れの制御機構と
3●圧縮空気の流れ
があります。
風箱は二種類のチューブによってそれぞれ二箇所とつながっていて
一つのチューブは笛への通り道
もう一つはその笛の音に相当する楽譜のよみとり部分の穴への通り道です。
だから笛の数だけセットがあるのです。
そして
風箱の中には
ニューマティックモーターと呼ばれるモーターが
笛の数だけ入っていて
これがその音を出すかださないかのスイッチのような動きをしています。
普段はモーターにも風箱の中の高圧空気が入っていて
モーターは大きく膨らんでいて
笛への通り道を塞いでいます。
音をださないぞっていう体制でいます。
大きな形は通せんぼの役割なので
もしモーターが小さくなっちゃったら
※1 風箱の中の高圧空気は
笛の方に流れ出ることが出来ます。
笛の穴は風箱よりも低圧である外気とつながっているので
高圧空気はそちらへと一気に逃げ出します。
キーレスで考えると
トラッカーバーが楽譜の当該の音のところの穴を読み取ったときに
風箱の中の該当の音の部分の
モーターの中の高圧空気が
楽譜のよみとり穴を通って
より低圧である外部にながれていってしまいます。
そのことによってモーターが小さく縮んでしまいます。
そして、
※1で書いたように
風箱の中の高圧空気は
笛の方に流れ出ることが出来ます。
笛の穴は風箱よりも低圧である外気とつながっているので
高圧空気はそちらへと一気に逃げ出します。
ここまでが音がでる仕組みで
このままだと一回音が出ただけで
モーターが縮んでしまって終わってしまうので
モーターをまた大きく復旧させる方法を考えると
モーターから読み取り部分へとつながるチューブは
実は単純な一本出口構造ではなくて
風箱内の高圧空気をモーターに入れ戻す入り口ルートと入れ子になっています。
楽譜に穴があいている間は
楽譜の穴から出口ルートで出て行ってしまう空気が多いのですが
その間にも
もう一度高圧空気をモーターに入れてやろうという入り口ルートのチューブは
常に動き続けていて
楽譜の穴が閉じたら、その風箱の高圧空気をモーターにいれる量が
モーターから高圧空気が逃げる量よりも勝り
またモーターは大きくなって次の音がだせる状態になるのです。
うーん、図がないとやっぱりきびしいか
そのうち図も書きます。
トライしてみます
オルガンは大きく分けて
1●圧縮空気をつくる仕組み
2●圧縮空気の流れの制御
3●圧縮空気の流れ
のみっつで動いています。
1は全体でひとつです。
2と3は全体的な流れもあるけど
音の数だけ同じ制御系があると思ったほうが理解しやすいです。
1●圧縮空気をつくる仕組み
これはふいごとよばれる部分が空気をつくりだし
この空気をつくるフイゴは
たとえば浮き輪の空気入れの黄色いポンプをイメージすると
あれはちっちゃくなった時だけ空気を押し出しますよね
でまたもとの大きさに戻ってもう一度踏む
ふいごもそうなのですが
そうすると縮んだあともどってきている間空気が作れなくなってしまうので
それでは曲が続いているのに半分の間しか空気がおくれません
それだと困るのでふたつのフイゴをセットにして
片方のふいごがちっちゃくなりながら空気を出している間に
もういっこのフイゴが大きくもどってチャージ準備おっけー!!
を互いに繰り返すことで
安定して空気を供給します。
このふたつのがんばる空気製造フイゴたちの上に
圧縮空気の貯蓄ふいごがあって
ふたつのフイゴはその貯蓄フイゴへと
いつも空気を送っています
この貯蓄フイゴの空気圧は貯蓄フイゴを押さえつけているバネの強さできまり
それがオルガンごとの風圧となります。
このふたつの空気製造フイゴは
手で回しているハンドルの力で動いています。
オルガンはハンドルを回すのは
楽譜が動いていく力であると同時に
空気を作っている力でもあります。
さて貯蓄フイゴの中に溜まった
バネの力で圧縮されて今普通にある外気よりも圧の高くなった空気
高圧空気とでもよびましょうか
は
風箱(かざばこ)と呼ばれる部分に送られます。
なので貯蓄フイゴの中と
風箱の中はいつも高圧空気で満たされています。
風箱の中には笛の数だけ
2●圧縮空気の流れの制御機構と
3●圧縮空気の流れ
があります。
風箱は二種類のチューブによってそれぞれ二箇所とつながっていて
一つのチューブは笛への通り道
もう一つはその笛の音に相当する楽譜のよみとり部分の穴への通り道です。
だから笛の数だけセットがあるのです。
そして
風箱の中には
ニューマティックモーターと呼ばれるモーターが
笛の数だけ入っていて
これがその音を出すかださないかのスイッチのような動きをしています。
普段はモーターにも風箱の中の高圧空気が入っていて
モーターは大きく膨らんでいて
笛への通り道を塞いでいます。
音をださないぞっていう体制でいます。
大きな形は通せんぼの役割なので
もしモーターが小さくなっちゃったら
※1 風箱の中の高圧空気は
笛の方に流れ出ることが出来ます。
笛の穴は風箱よりも低圧である外気とつながっているので
高圧空気はそちらへと一気に逃げ出します。
キーレスで考えると
トラッカーバーが楽譜の当該の音のところの穴を読み取ったときに
風箱の中の該当の音の部分の
モーターの中の高圧空気が
楽譜のよみとり穴を通って
より低圧である外部にながれていってしまいます。
そのことによってモーターが小さく縮んでしまいます。
そして、
※1で書いたように
風箱の中の高圧空気は
笛の方に流れ出ることが出来ます。
笛の穴は風箱よりも低圧である外気とつながっているので
高圧空気はそちらへと一気に逃げ出します。
ここまでが音がでる仕組みで
このままだと一回音が出ただけで
モーターが縮んでしまって終わってしまうので
モーターをまた大きく復旧させる方法を考えると
モーターから読み取り部分へとつながるチューブは
実は単純な一本出口構造ではなくて
風箱内の高圧空気をモーターに入れ戻す入り口ルートと入れ子になっています。
楽譜に穴があいている間は
楽譜の穴から出口ルートで出て行ってしまう空気が多いのですが
その間にも
もう一度高圧空気をモーターに入れてやろうという入り口ルートのチューブは
常に動き続けていて
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モーターから高圧空気が逃げる量よりも勝り
またモーターは大きくなって次の音がだせる状態になるのです。
うーん、図がないとやっぱりきびしいか
そのうち図も書きます。
by a-avenue
| 2012-04-05 10:00
| 手回しオルガンの鳴る仕組
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てまわしオルガンのこと
まちの人と
谷目基さんの木製オルガンと函館
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突然社会学の時間
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オルガンの作り手とその町
手回しオルガンのある場所
手廻しオルガンのある作品
手回しオルガンを弾くひと
オルガンロールを作ってみよう
オルガンブックを作ってみよう
オルガンのメンテナンスいろは
オルガン笛を作ってみよう
手回しオルガンの鳴る仕組
バレルオルガン治してみよう
コンサーティーナをなおそう
人形演劇について
ひとりごと
木のものと
くるくる回そう くるくる回想
北海道新幹線の始まりの日
北海道新幹線2 初めて走る日
北海道新幹線3 新幹線と会いたい冬
北海道新幹線4 ぴったり150日前ツアー
北海道新幹線5 新幹線と会いたい秋
北海道新幹線6 新幹線になりたい!?
北海道新幹線7 開業100日前
北陸新幹線一番列車で初往復
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