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オルガンの鳴る仕組み 従来型 平文

簡易型で示した風箱一個のモデルは
実は最近の小型のオルガンになってからのもので
従来のもっと音量を必要とするオルガンには
別のシステムが使われていました。

簡易型では風箱の圧縮空気のうちの
楽譜読み取り部分に逃げ出した空気は
音を出すためには使われていないので
笛に送られる圧縮空気の量がその分すくなくなってしまう

従来型では風箱を二個つかうコトで
A 読み取り部分から逃げる空気のはいった風箱と
B 笛部分に空気をおくること専用の風箱というように
機能分担されます

Aの動きは簡易型と同じで
Aから笛へ送っていた空気を笛には送らず代わりに
Bへのスイッチとして皮袋を膨らませることに使います


Aにより膨らんだ皮袋によって
二個目のBの風箱から笛へとつながるチューブへのストッパーが押しはずされ
二個目のBの風箱にあった圧縮空気の全量が
笛へとおくられるこことになるのです


この風箱ABをそれぞれ
メイン と セカンダリー と呼びます



by a-avenue | 2012-04-05 10:30 | 手回しオルガンの鳴る仕組

手回しオルガンの木の音色 まちからここから www.temawashi.org
by a-avenue

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