人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン

さて、みなさん

手廻しオルガンの鳴る空気制御の仕組みがわかったところで
^^

五稜郭タワーにいってみましょう!!


五稜郭タワーの手廻しオルガンは
「あそこのは中の仕組みが見えるように作ったんです」

ということで
函館の常設手廻しオルガンの中ではもっとも配管がわかりやすいし
おいてある場所も壁際じゃないので裏にまわって見られるのです


そして今ならもれなく!!
五稜郭タワーを泳ぐ元気なこいのぼりも見れちゃいます!
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_10451454.jpg


さぁ 北海道函館市は五稜郭町
ところ番地は 43-9
五稜郭タワーへゴー!
http://www.goryokaku-tower.co.jp/

ところが
配管ばっかり気にしていたら
今回全体を撮ってくるのを忘れました

のでこの写真は去年の六月の緑
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_10464568.jpg


この背面に回っていただきますと
背面の全体像も一度も撮ってないことに気付きました
この写真は去年の七月の・・・
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_10473328.jpg



すみません
今度全体像撮ってきます
まぁこんな感じでうしろに回ると中が見えます

以下私の推察なので間違ってたらごめんなさい。

ふいごから直接出ている右側のダンボール色の管が風箱行きの太い管です。
一本なのでふいごから上への風の流れで
笛系統につながっていてここはセカンダリー(二個目)の風箱は見当たりません

なので鳴り方としては
シンプルにひとつの風箱でブックからの信号制御をして
この風箱の圧縮空気で笛の音をだすこの感じ
http://aavenue.exblog.jp/15734593/

下から上を見上げるように
やや不審者のポーズをとると

ふいごから風箱に伸びた管と
風箱のニューマティックモーターが見えるでしょうか
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_1111118.jpg


ニューマティックモーター付近アップに
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_111244.jpg


もうちょいいけるかな
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_11122756.jpg




ふいごはさっきのうしろからの写真の角度だとみえにくいけど2×2
の4つで2セット
奥行きの都合ふいご自体はみえませんが・・・
左に二個見えているバネが
風圧を決めるバネかな
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_1144372.jpg

で、


あれっ


さっき去年の七月の背面図だしましたが

ちょっと斜めでみづらいんですけど
これ、今、今年の四月の背面図です
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_1182476.jpg


どこをみてほしいかというと
左側スイッチみたいな部分です

増えてる・・・


おお、、、

いまさらですが五稜郭のは谷目基さんのオルガンなので
谷目さんは
できてからもすこしずつ要望などにこたえてくれるらしいのです

もともと人形はブックだけで制御していたところを
 こどもとか近付いてきたときに手動でも動かせるようにしたいということで・・・
っていうような話をされてたので
そのときさらっと聞きながしちゃったけど
たぶんこれのことだ
去年はなかった人形の手動制御が追加されています。

あとから文字に起こしていくのは
勉強になりますね・・・


で、現在のスイッチ周りの配管を目で追ってみると
こんな感じに見えるんじゃないでしょうか?

ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_11363956.jpg




シンプルにしてみると
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_11433551.jpg


ああっ
なんかこれならわかる気がするよぅ

でも次になぞになるのは
これちょっと風箱の実際の大きさをみていないとピンとこないかもしれないんだけど
風箱の持っている一個の笛用の圧縮空気の体積って
そんなに多くないと思うんです・・・

そして五稜郭タワーのオルガンのコビトは
七人もいて全員が風で動くので・・・

管一本でこれ全部制御できるだけの風量があるんでしょうか・・・?

たとえばこのコビトさんの下にあるのがコビト一人分
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_11472773.jpg



うーん

後で谷目さんにお伺いしたら
「よくみてますね それはふいごの下に人形用の(配管)が隠れてもういっこあるんです」

で、さっきの人形用のスイッチが一個増えてることをみて今納得中なのですが
ふいごの下にある制御系が実態の[ちゃんとしたスイッチ]で
ここのスイッチのところは[ちょっとしたスイッチ](もう表現がなぞですが)
なのかなぁ

果たしてどこまで不審者になったらふいごの下がのぞけるのでしょうか

次回挑戦してみたいと思います 笑

もしかしたら手前下に二本あるこの管?
この先にもし人形専用のセカンダリーの風箱があればとても納得なかんじ???
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_11513666.jpg



あとちょっと簡単に
後ろの右側からみると
ハンドルからの力をうけて
ふいごをうごかしている棒と
チェーンでブックを動かす力になっていく部分
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_1156171.jpg

(ちなみにすこし目立つ赤いチューブは
さっき図で解析してみた 人形のちょっとしたスイッチの図中赤線の先の管だと思います)


上からみてブック送り機構につながっていく部分
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_11561385.jpg


個人的にすきです
車輪
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_11564410.jpg


ではなく実はタイヤで動くんです
ケーススタディ 五稜郭タワーの手廻しオルガン_d0179447_11571457.jpg




笛の話はまたこんど

こんな感じで
手廻しオルガンの中みてみたいなぁっていうひとは
ぜひ五稜郭タワーへ♪



by a-avenue | 2012-04-19 14:00 | 手回しオルガンの鳴る仕組

手回しオルガンの木の音色 まちからここから www.temawashi.org
by a-avenue

フォロー中のブログ

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

ブログパーツ

最新の記事

ファン

ブログジャンル

画像一覧