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13番のミをなおす

最近うんともすんとも鳴らなくなった
デライカの手回しオルガンの
13番のミの音を治す決意をして起きる

とりあえず感触として笛じゃない気がしていたので
オルガンの蓋を開けて
まとまってついている高音部の小さい笛たちを
まとめて取り外し

口で吹いて音を鳴らしてみる

どの笛も問題なく鳴る
やっぱり笛じゃないなー

次は楽譜読取部の13以外をテープで塞ぐ
うわっ
なんか盛大にスカスカ空気の漏れるような音がする…

塞ぐ穴を隣に移し正常時の音をテスト
こんな音、しない。ふつうに静かだ。

13の風箱のネジを閉めたり緩めたり
楽譜読み取り部から出る空気量を確認
これは隣の笛の場合と同じくらいに出るようにできる

てことは、やっぱり13の、風箱まわりのなんかだなぁ…
一応かるく口で空気を吹き込んでみるが状況改善せず
ここまでで知ってる限りのことは全部やったので
もう風箱あけるしかないのだろうか?!(>_<)

怯えつつ長崎に電話
以前長崎に行ったときから連続音が出にくい笛だったので
その旨もあわせて一通り状況説明すると

「風箱の裏を見てみてください」

みると
「あ。。。ない…!」

あるはずの空気圧調整弁がついてない

ひええ

「応急処置的に紙と細い棒をつけてみるといいかもしれません」

本来ニューマティックモーターの下にあるはずの物と同じような形状を作ってみるといいよということなのだけど

けっこう細い棒の部分が裏からで中が見えないし
見えるまでバラすと一大事だし
触ってての感触で様子がつかみきれず
しっぱいしたら突き破ってしまいそうでこわい・・・

でも状況はわかったのでとりあえず、
弁で開閉するそこを全部閉じてみたら
きれいじゃないけど
音はなるように戻ったので

じゃあ。。。
常時八割閉じてみたらどうだろう?

・・・あ・・・

なおってしまった・・・


こんな適当な直し方でいいのか~?

でもあえてこの適当な方法を選んだのにはわけがあって
だって前に長崎でP.BOUWさんと完全解体やったときに
本来だったら調整ねじを全部閉めたらしなくなるはずの音がずっと止められなかったから

きっとこの手回しオルガンは、【どっかがある程度適当なんだろう】

という確信(!?)に基づいておりまして^^;


P.BOUWさんに電話で報告
「それでもいいかもしれません」

やったー

応急処置ができるようになりました^-^



by a-avenue | 2012-07-04 13:18 | P.BOUWさん手廻しオルガン&長崎

手回しオルガンの木の音色 まちからここから www.temawashi.org
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