小フイゴ皮張り

今日も晴れました♪
最近晴れ女疑惑な私
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さてフイゴ続き
今日は主に小フイゴ
木構造部には裏表どちらの木にも穴をみっつずつあけまして
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それから木材で、フイゴの上下板の間を
フイゴの皮の厚みの分だけかさ上げをしておきます。

フイゴの木構造部に、昨日用意した蛇腹皮のほかにつくものは

【逆流防止弁】
ウシの皮で、背中の伸びる方角を長辺に使うそう。
■こっちが長辺■
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ふいごが穴から吸うか吐くかを制御する弁です。
これは大フイゴ(圧縮空気貯蓄フイゴ)にも
小フイゴ(2個セット2組で4つ 圧縮空気製造フイゴ)にもつきます。
けっこう分厚い皮です。
■使う前に穴から呼吸で動作確認■
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【にがし弁】
そのほか、逃がし弁が大フイゴにだけ付きます。
圧縮空気を溜めすぎてのパンク防止の意味でつけます。
これについてはのちほど。


それらが用意できたら
かさ上げした部分を内側にして
二枚の板をヒンジ(hinji = 蝶番)で止める。
○印は、ここにはヒンジこないよっていう意味でつけているそう
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そして皮張り
まずは小フイゴ見て行きましょう。

まずは短辺を接着
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皮を張る時は接着はセメダインで。
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濡らしたティッシュですこしずつ水分を与えて
皮を伸ばしながら
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「フイゴの皮をはがすときは逆に蒸気スチームで
熱でやわらかくして剥がします」
でも剥がしてしまうともうその皮は使えないとか

この皮の接着がニカワでされている場合は
冬に低温でぱりぱりになったニカワがフイゴを破っちゃったりすることもあるそう


今日の場合は
「今の気候だと一度セメダイン乾かしてから貼ると非常に張りやすいです。
冬はこんなことできないです」

北の大地の変化に富んだ四季の
それぞれの季節に応じながら作る。

一度貼ったあとから
水分を含ませアイロンで温めたティッシュで上から押さえる。
凛とするほどにピンと張るまで。

とりあえずここまででこんな感じ
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「角では皮に一番無理をかけているのでそこを騙して」
と、接着剤止めの後で、角にはテープをつかって皮を伸ばして。
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蛇腹の開き角度はこのオルガンでは通常は60度までを想定
設計は90度までに対応しているので
直角二等辺三角形の辺の長さを計算して皮の長さを設計だって
数学覚えてる!?

小フイゴは全部で4個あるので一個目は慎重にゆっくりと
残りみっつは手早く1個目どおりに作っていた。


この部分はなんで相手方の木がないのにセメダイン塗るんだろう
と谷目さんにきいたら
そこは折り畳まれる場所なので
折り畳まれた状態で固定されるようにとのこと
(フイゴと木ではなくて、フイゴの皮同士がくっつく)
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写真をよく見ながらあとで復習

あっ
すごい・・・!

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このサイン、そこまで考慮に入れて書かれている!!!
うわぁ。。。

ちょっと感動
でもきっとこんなとこに感嘆してるの
私だけかも・・・。



by a-avenue | 2012-08-08 14:00 | 谷目基さん手廻しオルガン製作記

手回しオルガンの木の音色 まちからここから www.temawashi.org
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