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YOKO

谷目さんの工房の壁には何枚かの絵などが貼られているが
大きなポスターはオノヨーコとSteven Jobsだ
Steveは彼の死後の短い時間で世界中で発された彼への言葉と重なる像。
谷目さんが生前から貼りたかったほどリスペクトする相手だが
「僕が貼ると亡くなっちゃうから・・・」

そんなことが過去にあったらしくて、
去年の11月を過ぎてから貼られた。

「唯一生きているひとですね」
と、Yokoの方をさしたら、
「ほんとだ・・・、顔がはっきり映っていないからかな・・・」

さて手廻しオルガンのコビト人形。

それはまだ今年の秋のこと。
谷目さんの作ったほかの手回しオルガン
たとえば五稜郭タワーなどの人形とかは足元にふいごがあるのですが、
この日は長崎からきていたP.Bouwさんの「そんなに大きくないフイゴで十分だよ」との助言で
コビト人形の体内にふいごが組み込まれることになりました。

谷目さんにははじめてのこと。
「もしこれが成功したら、狂喜乱舞します」
狂喜乱舞という音のやさしさと未来。

人形の体内にふいごがあったら
設置場所を選ばないようになるから
もし風が送れたら、たとえば私の肩にだって乗せられるようになる。

その人形が初めて動いた日の時間。
1990年頃からずっと手廻しオルガンだったふたりの職人さんに見守られて
2012年10月2日
午後13時56分

人形が、かたかたふわりと踊った。
谷目さんは、ちょっと喜んだけど踊らなかった

動画で撮った。
http://youtu.be/g6_I6NANVRk

この日ふたりがいっしょにいること


P.Bouwさんと谷目さんは、
ふたりが初めて手廻しオルガンの職人として歩き始めたころを
ともに歩いてきた。
それから長崎と函館でずっとそれぞれにたってきた。ふたりでいたより長い時間。
もう一度の願いをすこし このオルガンにたくした日。




そして冬。
2012年12月8日
あれから2ヶ月と6日経っている。

この手廻しオルガンでは
シャボン玉を出す部分も実は今までの谷目さんのとすこし作り方が違う。

ステンレスの輪は11月に谷目さんのつくった輪作り機で一緒に捻った。
「キノさんはずいぶん色々お待たせしてるから、、、
手伝ってもらおうと思って」

待たせたから手伝わせる。。。
それはお客さんへの謎の最上級のサービス?みたいなのです^^;

道でシャボン玉が飛ぶということにこだわって頼んだ。
たとえある程度、風があったとしても

ステンレスにしたのは
シャボン玉ひとすじに、シャボン玉機しか作らずに商いをしている
関東のシャボン玉製作所の手法にも学んで。

そんな風に作りながら、

ラジオからimagineが流れてきたので
秋の続きな気がして録画のボタンを押した。

命日なのは知ってた。
1980年から32回目の

秋と同じ曲に見守られながら
ずっと昔からかわらないことも
こうしてあたらしいことも積み上げていく

途中で谷目さんがジョンの命日であることに気付く。
ラジオからはずっとimagineの曲がながれていたけど
その音はじつはずっとしずかで
そこにいた私たちにはよく聴こえてたけど
まわしてみたカメラにはさっぱり残ってなかった。

しかも私、一眼レフカメラで動画撮っているから
今回はじめて知ったけど
動画撮ってる間に静止画のシャッター押すと、
その間の音って撮れないのですね・・・

まるで初心者な 動画youtube
ときどきは作品じゃなくて思い出があったっていいじゃないかと
みやすくないけど・・・
相当音レベルあげてるんだけど…
http://www.youtube.com/watch?v=RI9fJZY0xzM

ラジオからはもう一曲続けて、ジョンの曲



時間は流れてる
時は経っている

函館で最初の夏から二年と六ヶ月
ここからここまでだって二ヶ月

私たちは作っている

一日ごとにすぎる日々は
月も年も重なって
こうやってこの楽器の音になる。








そしてそろそろときがゆるしてくれるかな
春のころの話を公開にしました
http://aavenue.exblog.jp/17452172/



by a-avenue | 2012-12-08 17:00 | 谷目基さん手廻しオルガン製作記

手回しオルガンの木の音色 まちからここから www.temawashi.org
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