北の大地の新幹線7 足の下の新幹線
さて、深夜、
雨はだいぶ強くなっていた。
港から車両基地への
深夜の公道での新幹線の移動。
誰か一緒に見たい人いないかなぁと思ってはいたのだけれど
女の子ではないだろうと思ってたら、まさかのKちゃんが見たいと!
それはうれしいなー。
わきゃわきゃなのです。
Kちゃんと一緒ならだいたいどこにいってもうれしい気がするけど
雨だし深夜だしでなんだかたのしいかも。
コース上のポイントをいくつか目星をつけていて
第一候補は歩道橋の下を新幹線がくぐっていくのが上から見られるという
港から北上して石田文具の次のすき屋の角を右に曲がった後のつぼ八のそば。
もう一か所、道路の新幹線が、新幹線の線路の高架をくぐって進むという珍しい場所が大野新道沿いにあるが
歩道橋から撮ったあと農道で大回りして追いかけて追いつくのは
ややハードな気がして
二か所目の候補はゴールの車両基地付近にいくことにした。
ここで追いつくためには、回り道というよりは裏道という感覚の走行距離のそうかわらない細い道がある。
(今後の輸送時にやって見たい人の為に念のため書いておくと
ラウンドワンをこえた次の信号を左折、
アップル温泉を越えた次の信号を右折、
夜には黄色点滅信号の次の信号を左折)
もっと沿道に新幹線通るのを見たい人がいっぱいいるかなと思ったけど
そんなでもない。
歩道橋にいるのもほとんど報道陣で
この日の一般人代表として3社からもカメラ取材をうけました・・・。
新聞一社、テレビ三社、こんなに一日で取材されたの初めて!!
みんな手回しオルガンも撮りに来てもいいんだよ・・・?
(とりあえず取材された甲斐あって道新とどさんこワイドには出てたみたい)

一応全社違うことをこたえるようにしていたのだけど
歩道橋で聞かれたうちのひとつは
--どこから来たのですか?
「横浜からです」
--ということは川崎も見てきたのですか?
「川崎? 川崎にも寄ったのですか…? あ、川崎重工か
横浜の人に川崎っていったら川崎市だと思うやん
神戸は行っていないです」
--新幹線に興味があるのですか?
「そんなでも・・・」
--今日はほかにどこを
「まず港で船の上の新幹線を見て、
それからクレーンで空を飛ぶ新幹線を見て
新幹線のセレモニーを見て、
ここで道を走る新幹線を上から見て・・・
ってなんか私すごい新幹線好きな人みたい・・・」
これはなかなかコントとして成立していた気がします^^;
さてだってなかなか新幹線来ないんだもん。
11時くらいから待っていて
歩道橋の手前がのぼり坂なので何が現れるかわからず気が抜けない。

近くの道新の記者さんIさんとなんとなくお話をしていると
Iさんもここの後は車両基地前だそうで
「どこに車止めたのですか?」と歩道橋そばの駐車場探しに苦労した私たちが聞くと
「僕は仕事なのでドライバーが別にいます」
いーなー!!
フリーで動くと、撮れる場所に居合わせるという能力がまず問われる。
記者さんなんかはとれる場所には居られるように組織が力をくれるから
撮ることだけに力を注げるんだろうな
うらやましい。
それでもいつ来るかわからないので
無関係のパトカーが一台通るだけでも
護送が来たか!?と報道勢がみんなピリっとする。

12時半を回ったろうか、Iさんが会社の人からの電話を親切に声大き目に復唱してとってくれる。
「はい、今、港をでましたか。先にくるのが先頭車両、頭が後ろですね」
陸揚げの時みたいに2号車に先に来てもらって露出決定したかったのだが
一発勝負だ。
天井から棒を伸ばした車が一台通る。
おそらく新幹線の車両が歩道を擦らないかの高さ確認の車だろうとの見解がとぶ。
もうすぐだ。
きたっ



テレビ勢が光を当てるかとも思っていたがとくにどの局もライトは使わず
夜の町の明かりだけが頼りだった。
歩道橋にゆっくりと時速15キロ~20キロで近づいてきて
真下を通りぬれてゆくそれは
なにかすごい生き物のような存在感だった。
雨と、街の灯とが
進むその後ろ姿を独特な風景へと変えていった。

やがてそこにあるものになるのだろう。
人は小さく生まれて大きくなるが
人の生み出したあらかじめ大きな塊の命の始まり
報道陣は二両目の通過は待たずに
足早に歩道橋を降り次の地点へ向かう。
二両目撮るかときこうとすると
車輌基地にはいかずに帰るかもといっていたKちゃんがもう次に向かって動き出している。
時計は一時を回っていた。
いそごう。

--------------------
北海道新聞記事 七飯基地で組み立て 道新幹線H5系 第2編成も近く函館上陸
Iさん・・・ていうか岩崎勝さんの写真あり
Kちゃんの動画!!
iPhoneでこの迫力^-^♪
読売新聞記事
読売もここきてたんだ・・・写真は縦で真芯
雨はだいぶ強くなっていた。
港から車両基地への
深夜の公道での新幹線の移動。
誰か一緒に見たい人いないかなぁと思ってはいたのだけれど
女の子ではないだろうと思ってたら、まさかのKちゃんが見たいと!
それはうれしいなー。
わきゃわきゃなのです。
Kちゃんと一緒ならだいたいどこにいってもうれしい気がするけど
雨だし深夜だしでなんだかたのしいかも。
コース上のポイントをいくつか目星をつけていて
第一候補は歩道橋の下を新幹線がくぐっていくのが上から見られるという
港から北上して石田文具の次のすき屋の角を右に曲がった後のつぼ八のそば。
もう一か所、道路の新幹線が、新幹線の線路の高架をくぐって進むという珍しい場所が大野新道沿いにあるが
歩道橋から撮ったあと農道で大回りして追いかけて追いつくのは
ややハードな気がして
二か所目の候補はゴールの車両基地付近にいくことにした。
ここで追いつくためには、回り道というよりは裏道という感覚の走行距離のそうかわらない細い道がある。
(今後の輸送時にやって見たい人の為に念のため書いておくと
ラウンドワンをこえた次の信号を左折、
アップル温泉を越えた次の信号を右折、
夜には黄色点滅信号の次の信号を左折)
もっと沿道に新幹線通るのを見たい人がいっぱいいるかなと思ったけど
そんなでもない。
歩道橋にいるのもほとんど報道陣で
この日の一般人代表として3社からもカメラ取材をうけました・・・。
新聞一社、テレビ三社、こんなに一日で取材されたの初めて!!
みんな手回しオルガンも撮りに来てもいいんだよ・・・?
(とりあえず取材された甲斐あって道新とどさんこワイドには出てたみたい)

一応全社違うことをこたえるようにしていたのだけど
歩道橋で聞かれたうちのひとつは
--どこから来たのですか?
「横浜からです」
--ということは川崎も見てきたのですか?
「川崎? 川崎にも寄ったのですか…? あ、川崎重工か
横浜の人に川崎っていったら川崎市だと思うやん
神戸は行っていないです」
--新幹線に興味があるのですか?
「そんなでも・・・」
--今日はほかにどこを
「まず港で船の上の新幹線を見て、
それからクレーンで空を飛ぶ新幹線を見て
新幹線のセレモニーを見て、
ここで道を走る新幹線を上から見て・・・
ってなんか私すごい新幹線好きな人みたい・・・」
これはなかなかコントとして成立していた気がします^^;
さてだってなかなか新幹線来ないんだもん。
11時くらいから待っていて
歩道橋の手前がのぼり坂なので何が現れるかわからず気が抜けない。

近くの道新の記者さんIさんとなんとなくお話をしていると
Iさんもここの後は車両基地前だそうで
「どこに車止めたのですか?」と歩道橋そばの駐車場探しに苦労した私たちが聞くと
「僕は仕事なのでドライバーが別にいます」
いーなー!!
フリーで動くと、撮れる場所に居合わせるという能力がまず問われる。
記者さんなんかはとれる場所には居られるように組織が力をくれるから
撮ることだけに力を注げるんだろうな
うらやましい。
それでもいつ来るかわからないので
無関係のパトカーが一台通るだけでも
護送が来たか!?と報道勢がみんなピリっとする。

12時半を回ったろうか、Iさんが会社の人からの電話を親切に声大き目に復唱してとってくれる。
「はい、今、港をでましたか。先にくるのが先頭車両、頭が後ろですね」
陸揚げの時みたいに2号車に先に来てもらって露出決定したかったのだが
一発勝負だ。
天井から棒を伸ばした車が一台通る。
おそらく新幹線の車両が歩道を擦らないかの高さ確認の車だろうとの見解がとぶ。
もうすぐだ。
きたっ



テレビ勢が光を当てるかとも思っていたがとくにどの局もライトは使わず
夜の町の明かりだけが頼りだった。
歩道橋にゆっくりと時速15キロ~20キロで近づいてきて
真下を通りぬれてゆくそれは
なにかすごい生き物のような存在感だった。
雨と、街の灯とが
進むその後ろ姿を独特な風景へと変えていった。

やがてそこにあるものになるのだろう。
人は小さく生まれて大きくなるが
人の生み出したあらかじめ大きな塊の命の始まり
報道陣は二両目の通過は待たずに
足早に歩道橋を降り次の地点へ向かう。
二両目撮るかときこうとすると
車輌基地にはいかずに帰るかもといっていたKちゃんがもう次に向かって動き出している。
時計は一時を回っていた。
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by a-avenue
| 2014-10-14 01:30
| 北海道新幹線の始まりの日
カテゴリ
全体
手回しオルガンがくるよ♪
てまわしオルガンのこと
まちの人と
谷目基さんの木製オルガンと函館
谷目基さん手廻しオルガン製作記
函館と北海道-旅人以上住人未満
横浜とみなとのまち
P.BOUWさん手廻しオルガン&長崎
ギリヤーク尼ヶ崎
コラボレーション×KINO
ギリヤークさんの健康状態
突然社会学の時間
オルガンの町 Waldkirch
オルガネッタと
Pierre Charial
オルガンの作り手とその町
手回しオルガンのある場所
手廻しオルガンのある作品
手回しオルガンを弾くひと
オルガンロールを作ってみよう
オルガンブックを作ってみよう
オルガンのメンテナンスいろは
オルガン笛を作ってみよう
手回しオルガンの鳴る仕組
バレルオルガン治してみよう
コンサーティーナをなおそう
人形演劇について
ひとりごと
木のものと
くるくる回そう くるくる回想
北海道新幹線の始まりの日
北海道新幹線2 初めて走る日
北海道新幹線3 新幹線と会いたい冬
北海道新幹線4 ぴったり150日前ツアー
北海道新幹線5 新幹線と会いたい秋
北海道新幹線6 新幹線になりたい!?
北海道新幹線7 開業100日前
北陸新幹線一番列車で初往復
突然社会学の時間
未分類
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まちの人と
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手廻しオルガンのある作品
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オルガンブックを作ってみよう
オルガンのメンテナンスいろは
オルガン笛を作ってみよう
手回しオルガンの鳴る仕組
バレルオルガン治してみよう
コンサーティーナをなおそう
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